セレブちっくなコ−ス料理の晩餐

最終出勤日まであと3日を残すところ。今回閉店となる部署には、本社から1人あたり1万円の送別会費用は計上されるということで、今日は職場のみんなと最後の食事会となりました。
『せっかくの予算だし、自腹じゃなかなか食べられないものを食べてみたいね』と、お店選びから始まり、『和食の高級会席は1万円じゃおさまらないだろうし、焼肉は普通に行けちゃうし、そうだ!!贅沢にフォアグラとかを食べたいよね〜』と話しがまとまり、今日のレストランとなりました。
郊外にある、ひっそりとしたレストランだけど、こじゃれた雰囲気と、おいしい料理が評判の“ビストロ グリーン”です。

では、では、本日のコ−ス料理の紹介です。
ひと品目は『銚子産の岩がき』。赤ワインとビネガ−のドレッシングが添えてありましたが、まずは何もつけずにそのままパクリ。甘みとコクのある新鮮プリプリのカキは何もつけずに充分おいしい。もちろん、赤ワインのドレッシングをかけても絶品でした。
カキは苦手という社員が1名。彼女の料理は『淡路島産ハモの落しソースアンティボアーズ初夏の野菜と共に』。『おいしいですよ』と言っていたけど、このカキには敵わないでしょ。カキが食べられないなんてもったいな〜い。

そして2品目は『イベリコ豚と白アスパラのサラダ』。イベリコ豚の生ハムは塩気もちょうどいい具合でとってもいい味。白アスパラのしっかりしたシャキシャキ感の歯ごたえもgood。アスパラに生ハムを巻いて食べたらさらにおいしさが引き立ちます。


3品目は『ホタテとフォアグラのミルフィ−ユ仕立て』。この三角形はコ−ンの粉を焼いたものらしい。
肝心のホタテとフォアグラのアップはこ〜んな感じ。わかるかな?下の層がホタテ。上がフォアグラ。ナイフを入れるとフワフワとくずれそうな超レアなフォアグラはとってもジュースィ−。焦がしカラメルっぽいソースもいい味です。

4品目は『ブルゴーニュ産オマールのムース シャンパンバターソース』。真ん中がほうれん草でくるまれたオマ−ル貝のムースで、周囲の淡い黄色いソースがシャンパンバターソース。
中は舌の上でとろけるムース。絹のような舌触りと優しい味が、酸味と塩味のきいたしっかり味のソースとからめて、絶妙のバランス。ソースがかなりおいしくって、パンをつけてキレイに完食。洗わなくてもいいくらいに食べつくしちゃった。



メインは『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』。ホロホロとくずれるお肉は柔らか〜。歯がいらないくらい。赤ワインのソースはしっかりしたお味です。

デザートは『チョコレートムース&バニラアイスクリーム&自家製プリン』。チョコムースはエアリーな軽い食感でいて濃厚なチョコ味、バニラアイスと一緒に食べると口の中で2つの味がミックスされておいしさ2倍。プリンは砂糖を一切使っていないとのこと。甘みを何で出してるのか聞いてみたけど『門外不出の秘密』だそうです。かなり固めでずっしりと重みのある一風変わったプリンでした。

男性用にと用意してくれたデザートはフレッシュイチゴのソースのバニラアイスクリーム。丸ごとイチゴがかわいい。甘いだけじゃなく、フレッシュなイチゴの酸味もきいてます。

こうして、おいしく贅沢な晩餐会が終わり、すっかり満腹・満足して帰ってきました。7月くらいになると、岩がきの大きさが2倍くらいになるんだって。もう一度、あのカキを食べたい。今日のベストはやっぱり『岩がき』かな。