旧中山道・木曽路宿場町・四宿巡りの旅
以前からずっと“行ってみたいな〜”と思っていた、長野県&岐阜県の旧中山道の宿場町。今回も観光バスの格安ツア−を見つけだして、『結婚7周年記念だし〜、行っちゃう』ってことで、出掛けてきちゃいました。
自宅最寄駅には朝7時に集合でした。バスに乗り込み、東北道・磐越道・北陸道・上信越道・長野道と、高速道路を走り続けること約7時間(途中、トイレ・昼食休憩あり)、最初の目的地の長野県塩尻市・奈良井宿に到着したのは午後の2時頃でした。日本地図を直線で結べばすぐに行けそうなのに、かなり遠くてビックリです。
檜の木造橋・木曽の大橋 | 奈良井宿 |
---|---|
国の重要伝統的建造物群保存地区 | 約1kmの町並み |
散策途中の腹ごしらえは、信州名物のお蕎麦。“新そば”の季節です。
もちろん、しっかり甘味もいただきます。“冷やし白玉ぜんざい”。
- 木曽福島(きそふくしま)
2箇所目の目的地は木曽福島。日本四大関所の一つ福島関所や、山村代官屋敷跡などの名所を散策します。
福島関所 | 蔵元・七笑酒造 |
---|---|
- 妻籠宿(つまごじゅく)
2日目、まず訪れたのが三箇所目の宿場町・妻籠宿です。中山道・木曽路と言えば“妻籠宿”と言われるほど、木曽路十一宿の中でも特に江戸時代の面影を色濃く残している宿場で、江戸時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれる場所です。『勝新太郎の“座頭一”や“水戸黄門”の撮影が行われたり、最近では有名な歌舞伎役者と小泉今日子が来て撮影をしたらしいです』と、ガイドさんが言っていたけど、多分、この映画“やじきた道中 てれすこ”のことじゃないかな〜。
おいしそうな和菓子屋さんを発見。ひときわ賑わっている店先には名物の栗のお菓子が並んでいます。
猫ちゃんの食事とトイレのお世話を頼んできた猫シッタ−の母へは、ここでお土産購入です。“つまごの秋 柿と栗”なる和菓子は、干し柿の中に栗きんとんを詰めたお菓子とのこと。
甘いもの好きの似た者母娘。私が“おいしそ〜っ”と思ったものは、間違いなく母の口にも合うはずです。栗の蒸し生菓子と柿と栗。どちらも上品な甘さでとってもおいしい。
全長約500mの町並みには、みやげ物屋が軒を連ねています。特産品の木曽漆の箸とバタ−ナイフ&ジャムスプ−ンを買ってきました。
最後の目的地、馬籠宿は木曽路の一番南にある宿場町(ここだけ岐阜県)です。ここは作家・島崎藤村の「夜明け前」にも出てくる場所としても有名で、石畳の坂道に昔ながらのみやげ物屋や食べ物屋さんが並んでいます。
宿場は幕府により防塞施設としても造られており、敵の侵入を阻むために道を直角に折り曲げて、いわゆる「枡形」を設けていました。
もち焼きせんべい(ぬれおかき)のお店です。買い食い王子の血が騒ぐ〜っ。
名物の五平餅。甘辛のタレがクセになりそうなおいしさです。ここでもやっぱり食べることばっかり・・。