サーフボードの運命

夫が数ヶ月も前にオーダーしていた待ちに待ったサーフボードが届いたのはつい先日のこと。
ボードラックに収納し、ニヤニヤと眺めていたであろう(←その姿を目撃はしていませんが・・)大事な、大事なサーフボード。
まだ一度も乗っていないサーフボード。
3.11の地震で落下して、ソールにはクラックが残る痛々しい姿になってしまいました。
我が家で一番高価なものが被害に遭遇だけど、コレで済んでアリガタイと思わなくちゃですね。
当の夫は相当ショックを受けている様子。
とはいえ、いつも夫が波乗りをしているポイントは、福島第二原発からは10キロ未満、福島第一原発からも20キロくらいの場所で、今回の津波放射能の影響で当分(っていうか、津波で海岸の地形も変わってるかも?)このポイントには入れないと思います。
安心して福島の海に入れる日はいつになるのでしょう。サーフボードの運命はいかに・・・。
・・・っていうか、その前に、安心して福島で生活できる日はいつになるのか。
さっき、母の知り合いから無事の確認の電話が母宛に入り、農業を営むその方が「今回の件で、すべての福島の米は安全じゃないと言われるだろうから、米を作っても売れないだろう」と話していたそうです。
原発の危機は脱しても、こういう被害が後から後から出てくるんだろうな・・・。