ガイガーカウンターがやってきた!!(その3 戸外編)

庭、屋内に続き、最後は戸外での測定です。

昨日の日中は、朝方に降った雨が上がり、空気は湿気を含んで重く、地面も湿土。そのせいなのか、それとも放射線の危険から子供の公園遊びを親が止めているのか、午後5時くらいのまだ暗くなる前の公園には子供の姿が一人もありません。

  • 公園中心部の地上約10センチで測定すると、2.24μsv/h。

  • ブランコの椅子の上は、2.14μsv/h。

  • 公園中心部に戻り、身長157センチの私の口の高さで測定してみると2.44μsv/h。高さに関係なく、公園内はどこも2.0μsv/h超。雨上がりのこの日でこの数値なら、晴れて、乾いた土が舞い上がってる日ってもっと高いってこと?!

ちなみに、このあたりは畑も多く、ほとんどの畑の土は耕運機で耕され作物の種まきが完了しています。

きっと、福島県の「安全」広報活動を信じて、これから一生懸命にお米を作るんだろうな。

  • 車の中は平均して0.6μsv/h程度。

  • 毎日の自転車通勤で、私の背中で放射線を浴び続けているリュックは、0.81μsv/h。

測定した放射線量で周囲の人の不安を煽るつもりは毛頭ないし、あくまでも自分の目で確かめたデータ(事実)をもとに、自分の生活の中で、色んな場面において自己責任で判断を下して暮らしていきたいと思っています。
また、私の中では測定したデータは、新聞、テレビ、インターネット、ツイッターという様々な情報の中の一部という位置付けであり、知り得る限りの全ての情報の中から、必要なもの、信じられるものを自分で取捨選択していきたいと思っているところ。
私をよく知る人たちなら、私が社会派な人間じゃないってことも、正義に燃える人間じゃないってことも知ってるだろうし、恥ずかしながら「誰かのために何かをしたい」とか、「私に出来ることなら人の力になりたい」とか、そんな高尚な気持ちも持っていません。
今は、「とりあえずは自分と家族のため」、「自分と家族が不利益を被らないために」という思いで、「何かしなくちゃ!!」と思っているところなのです。
だって、いくら我が家が、子供のいない40歳を過ぎた中年夫婦だけの家族とはいえ、この低量(低いと言っていいの?)被ばくが、将来自分や夫のからだにどんな影響があるのかは未知だし、5年後、10年後に私や夫が癌に侵されたとき、「原発事故のせい??」と思ってしまうのは今や避けられない事実。
福島県では子供でさえ20msv/hまでは安全と言われ、それこそ近い将来、癌や白血病の発症が激増するとも言われてるけど、原発事故との因果関係が認められない限り、当然医療費は自己負担になるでしょう。そんなこと認められません。
原発事故さえなかったら、罹ることのなかった病気、支払う必要のなかった医療費、こういうの、国や東電に今後永久に補償してもらいたいし、完全な治療を受けさせて欲しい。
だからそのために、まずは20msv/hを撤回させて、郡山市福島市が健康に影響のある被ばく地であると認めてもらうために、私が今出来ること(署名したり、県庁や教育委員会、地元の代議士に電話したりくらいしか出来ないけど・・)をしなきゃと思うのでした。