続・ガイガーカウンターがやってきた!!(実家編)

先週末、夫が同僚から借りてきたガイガーカウンター
備考:測定使用機種放射線測定器(ガイガーカンター)JB-4020(検出対象:β線,γ線/測定範囲:放射線量率:0.01〜200.00μSv/h) 」
「実家の放射線量も気になる」ということで、ガイガーカウンターを持って、母が一人で暮らす実家へも行ってきました。
場所は我が家から2キロほど離れた郡山市内の富田町、築40年の木造住宅を増改築しながら住み続ける古い一軒家です。

  • 3.11の地震の影響でサッシの窓枠が歪んで、ガラス窓がピッタリと閉まらなくなったり、玄関の鍵の施錠が出来なくなったり、とあちこち小さな被害も。

念のため「何かのときのために」と、市役所に罹災証明を受けに行ったら、「り災証明書は発行するけれど、行政からは何の援助も支援金もないし、固定資産税の免除などもないと思います。なにしろ、郡山市内ほとんどの家が“一部損壊”状態のようなものですから・・・。」ということでした。

  • 実家がある場所は昔ながらの住宅地。各家庭の庭では家庭菜園をしたり、花や木が植えられて土の面積が多く、家々の間には田んぼや畑が点在しているような所です。

さっそく、隣地の畑の地上約1メートル地点を計測すると、0.94μsv/h。風が吹くと1.0μsv/hを超える値も見られます。

  • 実家の庭の家庭菜園の周りの雑草の上を測ってみると、1.66μsv/h〜3.35μsv/hと、消して少なくない値。

そんな中、母→「あら、この前、庭で採れた野菜食べちゃったよ〜」って・・・。
まぁ、70才を過ぎたおばあちゃんだし、いいんだけどね・・・。年齢に関わらず、郡山市内にはこういう無頓着な市民が大勢いるということです。

  • 雨どいを流れた水が流れ出す排水口のあたりは高濃度という話しは本当でした。

ここでの計測値は7.29μsv/hを指しています。瞬間では10.0μsv/hを超える値も。やっぱり、雨どい要注意です!!

  • 室内の和室は、床上1メートル地点で、0.67μsv/h。すきま風が吹き込むような家なので、放射線もスースーと入り込んでる?! 

放射線には神経質な夫も「ばぁちゃんの一人暮らしだし、あんまり気にしなくていいんじゃね?」なんて笑い話しにしてるけど、東電の不手際による事故で勝手に放射能で汚された挙句に、「我慢する」って、うんと癪(シャク)なんですけどっ( ̄皿 ̄;;!!!

P.S. この日は、母と亡父の53回目の結婚記念日ということで、「せっかくのお祝いの日に一人で食事するのは寂しいから、3人でお祝いしない?」という母の要望で、そのまま外出してのお食事となりました。

被災者でありながら、経済復興活動にも精を出します^^;