続・ガイガーカウンターがやってきた!!(安達太良山〜裏磐梯〜猪苗代、周遊編)
先週末、夫が同僚から借りてきたガイガーカウンター。
備考:測定使用機種「放射線測定器(ガイガーカンター)JB-4020(検出対象:β線,γ線/測定範囲:放射線量率:0.01〜200.00μSv/h) 」
最後は、「山の放射能汚染って実際どうなの?!」っていう疑問を解消するために、ガイガーカウンターを持ってお出掛けしたときの記録です。
郡山市内と比べると劇的に低い値だけど、原発事故前の平常値(参考:郡山市の平常値0.04μsv/h〜0.06μsv/h)と比較すれば約10倍はあるということ。
- 安達太良山の奥岳登山口に到着すると、暴風と言っていいくらいの強い風が吹き荒れ、ゴンドラは休止。
ヘタレ夫婦の2人、「辛くて苦しい登山はしなくていっか〜。今度、また来ればいいしね」と、迷うことなく中止決定です^_^;。
- とりあえず、安達太良山奥岳登山口の標識の草むら上、地上約5センチで測定。
0.05μsv/h〜0.14μsv/hあたりの数字を行ったり来たり。
- 郡山市内では見ることのない低い数字です。
- 強風の中、山頂を目指す山ガールと山ボーイのカップル。
磐梯山に比べると、ファッショナブルな山ガール&山ボーイ率が高い安達太良山。
途中、土湯峠手前の塩沢スキー場入り口あたりで測定。
地上約1メートル地点で0.23μsv/hの値前後。風が吹くと0.71μsv/hくらいまで上昇したけれど、安達太良山以降1.0μsv/hを超えることはありません。
- 土湯峠を越え、箕輪スキー場のホテルを見下ろす駐車場で測定。
写真の数値は、0.16μsv/hだけど、やはり風の影響で多少は上下します。
ただ、カウンターが0.00μsv/hの値を示すこともあって、郡山市内じゃ考えられない低さです。
- 箕輪スキー場から、裏磐梯方面に向かう途中。国道115号線、母成峠入り口近くの「山のきのこ屋さん・まんさく農園」前で測定。
やっぱり、放射能のせいで観光客が減っているのでしょうね・・・。
- 自然探勝路内、あちこちでしゃがみ込み、ガイガーカウンターで測定する怪しい2人。
- 地上約5センチで、0.16μsv/h。
- 地上約1メートルの木の葉の近くで、0.05μsv/h。
- 毘沙門沼の標識では、0.08μsv/h。自然探勝路内でも、0.00μsv/hの値を示すことが頻繁にありました。
- ぬかるみの泥の真上で、0.41μsv/h。
- 五色沼の風景は相変わらずの美しさでした。
- 自然探勝路出口で、ジェラートをペロリ。お店の方も「こんなに観光客が少ないなんて・・」と嘆いていました。
- ここでの、放射線量は0.23μsv/h。
- さて、場所を猪苗代に移動して、ここは猪苗代スキー場のゲレンデ。遠くに憧れの磐梯ちゃん(山)が見えます。
- 地上約1メートルで測定。数字は0.05μsv/h〜0.16μsv/hあたりを上下。
- 時折り0.00μsv/hを示す時もあり、やはり風が吹いたりすると数値が変動します。
- ゲレンデの枯れ草の上で測定。0.23μsv/h。多少の上下はあるものの、ここでも0.4μsv/hあたりを超えることはありませんでした。
- 猪苗代スキー場を下りると、あとは帰路。国道49号線を通り郡山に戻ります。
「中山峠を境に放射線量が大きく変わるかもね」なんて話しをしながら、まずは中山峠の猪苗代側にある風の広場(風車)の駐車場で測定。
- 地上約1メートルで測定。0.14μsv/h〜0.23μsv/hと、猪苗代スキー場とほとんど変わらないくらいの数字ですが・・・。
- 駐車場脇の砂利の上、約5センチを測定すると、ここにきて初の1.0μsv/h超えの1.21μsv/hという値を見ました。郡山が近くなり、嫌な予感がします。
ここで2.01μsv/hと、2.0μsv/h超えの値が。
安達太良山から、ず〜っと1.0μsv/h未満の数字が続いていたので、「ガイガーカウンターの調子が悪いんじゃないか?!」なんて疑ったりしたけれど、正常に動いているらしいことが判明しました。
- 喜久田町にほど近い、郡山西部第二工業団地内の公園駐車場で測定。
- 風とともに2.0μsv/hを超える瞬間もありました。
- 駐車場脇の吹き溜まりは、地上5センチで2.91μsv/h。郡山の中心部に近づくにつれ、間違いなく放射線量の値がアップしてます。
郡山って、間違いなく放射能で汚染されちゃたんだな〜って実感しました・・・。