名物 山人料理

お楽しみの夕飯は、ゆっくり・ゆったりの部屋食で
四季折々の食材をふんだんに使った名物の“山人(ヤモ−ド)料理”とは、山仕事をする男たちのための料理のこと。
“2000メ-トル級の山々に囲まれた檜枝岐は稲作には適さない土地で、昔からそばを主食にしてきた。また林業が盛んで、山で働く人達が家からそば粉、酒、味噌、塩を持って山に上り、食材は山のものを使って作った料理、それが山人料理です”だって〜。
お食事は、温かいものは温かく、その都度運んできてくれます。こじんまりとした家族的な宿だけど、接客もとっても気持ちいい お食事も満腹・大満足なのでした

  • 山人鍋は、舞茸、きくらげ、鴨肉、山菜などを使い、そばをつまんだ「つめっこ」を入れた味噌仕立ての鍋です。煮てもコリコリの食感の舞茸は香りも味も濃くて美味しい〜
  • 山うどの酢の物は三杯酢で戴きます。クセのあるうどの味は大人になってから大好きになった味です。
  • ぜんまいとマスタケ(アカギノコ)の煮付け。ピンク色のマスタケは見た目も食感も鶏肉みたい。初めて食べるキノコでした。
  • みずなとツナの和え物はシャキシャキの歯ごたえです。
  • 岩魚(イワナ)の塩焼きは、もちろん臭みなんてゼロ。頭からかぶりついて、骨まで残さず胃の中なのでした
  • 里芋を使った饅頭の上に蕎麦米をかけて蒸したもの。モチモチの里芋饅頭の中からとろ〜りと流れ出る野菜のあん。蕎麦米の粒々の食感もいい感じです。
  • 桧枝岐村の代表的なそば料理で、そば粉と餅米の粉をこね合わせて、まわりにじゅうねん(えごま)と砂糖をまぶした物です。昔、あまりのおいしさに村人が食べることを禁止されたことで「ご法度」からこの呼び名がついたそうです。
  • 天然サンショウ魚のから揚げ。サンショウ魚って足のついてるあの魚だよね〜 あまり想像しないでいただきました 血行促進の効果があるんだって〜。またたびの蜂蜜漬けは『また旅が出来ますように・・・』の心遣い。
  • そば粉とおかゆをこね合わせて、まわりに山椒味噌を塗って焼いたそば田楽。豆腐を揚げて、ニンニク味噌を塗って焼いた豆腐田楽。そして、舞茸ご飯。この、舞茸ご飯が絶品ですから とにかく舞茸が旨いっ
  • “檜枝岐のそばは、そば粉100%でつなぎを一切使わないため、最初に粘りを出すため熱湯を使ってこねます。こねあがると、こぶしより少し大きめに小分けし一つ一つを直径50センチ程に丸く伸ばし、何枚も重ね合わせてから、駒板などを使わず手を添えて切ります。このように折り曲げず、布を裁つようにしてそばを切って行くことから「裁ちそば」と呼ばれています。”とのこと。この裁ちそばは、旅館の女将さんが裁ったものだそうです。岩魚でだしをとった蕎麦たれでいただきます。ほど良い弾力とそばの香りが◎

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