ガイガーカウンターがやってきた!!(その2 室内編)

庭の放射線量の測定を終え、いざ室内へ。
築15年は過ぎていると思われる(借家)、一般的な木造2階建ての我が家。

  • 1階リビングの窓際、床上1.5メートル地点で測定した数値は、0.82μsy/h。予想以上に高い数値にショックです。「これじゃ、外と変わらないよなぁ・・・」と言う夫。

いやいや、警戒区域に指定され、防護服で完全防護のうえに今日一時帰宅が許された川内村の本日の放射線量は高いところで1.3μsy/hとニュースで言っていたし〜。川内村早渡地区の本日の測定値は0.4μsy/hらしいし〜。間違いなく、我が家の室内の方が高いですから・・・。

  • 窓際から離れ、室内中央部でも数値はほとんど変わらず、0.72μsy/h。

  • 「これって、外出したことがない猫たちもガンガン被ばくしてるってことぉ〜っ・・??」と、猫の背丈の床上10センチを測定。やっぱり、ほぼ同程度の0.79μsy/h。そんな〜っ。

  • 室内外、あちこちの測定データを一覧表にまとめ、ガイガーカウンターと一緒に明日返却・提出します。

室内で1μsy/hを超えるところはなかったけど、トイレ、浴室、2階の寝室も0.4〜0.6μsy/hくらいありした。
夜になって、数値の高かった1階リビングを再測定してみたら、平均0.6μsy/hくらいに下がっていたので、日中は玄関を開閉したるする影響もあるのかもしれません。
ちなみに、我が家は郡山市内でも放射線量の高いエリア(桑野小学校や保育園周辺)にあって、玄関前や表土を除去した庭の地上1メートル地点では、1.2〜1.5μsy/h。安心できる数字じゃありません。
築2年、同市内の喜久田町(日吉ヶ丘の上あたり)に住む友達の家の芝生の庭も測定してみたら、2μsy/hくらいはあったけど、新築の高気密の室内は平均0.4μsy/hくらい。家の気密性って如実に数字にあらわれるのね。

補足:庭の一画に積まれた6μsy/h超の汚染土の処分方法を市役所に確認したところ、学校の校庭の除去した汚染土に関しては、東電に引き取ってもらうように県が交渉中ということだったけど、個人の汚染土の行き場は今のところ全く決まってないので、ビニールシートでもかぶせて保管してくださいとのこと。なんか、この汚染土は永遠に我が家に置き去りになる予感・・。