今回の本 

今回読み終わった本は、矢口敦子の「証し」。
同作家の「償い」が、今年50万部を超えるヒットになったということで、図書館の予約待ちも約20件くらい入っているという状態なのです。
これまで一度も読んだことのない作家だったし、まずはお試しに、すぐに借りることの出来た「証し」を読んでみたというわけ。
さて、アメリカの姉も『面白そうだね。読んでみたい』と言っていた初の矢口敦子作品でしたが・・・。
はっきり言って『この作家の本はもう読まなくていいかも』って感じ。ま〜、あくまでも私の主観・個人的な好みの範疇だろうけど、なんだか安っぽい2時間ドラマを見せられたって感じなのです。設定も現実離れしていて偶然が多過ぎるし、登場人物のセリフも浅くて、文体も好きじゃないわ〜 一応ミステリ−的なジャンルになるんだろうけど、東野圭吾宮部みゆきなんかと比較しちゃうと、その差は歴然。登場人物やその背景とかも、クドクドいちいち説明しちゃってる感じだし 最初の数十ペ−ジで嫌になり、一気に結末に飛んだけど時間の無駄でした。久々のワ−ストヒット
アメリカの姉へ:それでも、読んでみる?・・・っていうか、これを読んでどう思うか興味あるんだけど〜。

証し (幻冬舎文庫)

証し (幻冬舎文庫)